自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されます

令和5年4月1日から、全ての自転車利用者はヘルメットの着用が努力義務化されます。
大切な命を守るために、自転車用ヘルメットを着用しましょう!!

「自転車安全運転五則」の改正

  • 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
  • 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
  • 夜間はライトを点灯
  • 飲酒運転は禁止
  • ヘルメットを着用 >> 自転車ヘルメットの紹介

自転車損害賠償責任保険の加入

ご存じですか?
長野県は,令和元年10月1日から、自転車利用者は自転車損害賠償責任保険等への加入が義務化されています。
保険にはいろいろな種類がありますので、万が一に備えて加入してください。

個人向けの保険の例

自転車会員入会およびサイクル安心保険」は
全日本交通安全協会が取扱いしています。

自転車の整備点検 TSマーク

自転車の整備点検 TSマーク自転車は、手軽で便利な乗り物として子供から高齢者まで幅広く利用されていますが、
自転車による交通事故が見逃せなくなってきています。
近年、歩行者と衝突し、歩行者から多額の賠償金を請求されるケースもあり、
自転車の事故に賠償責任の一端を担うのが「TSマーク」です。

賠償責任補償 損害補償 被害者見舞金
死亡・障害
(全ての人身事故)
死亡・重度後遺障害
(1~7級)
死亡・重度後遺障害
(1~4級)
入院15日以上の
傷害
入院15日以上の
傷害
緑色
TSマーク
限度額1億円
示談交渉サービス付き
一律50万円 一律5万円 賠償責任補償により
対応
赤色
TSマーク
限度額1億円 一律100万円 一律10万円 一律10万円
支払いの対象 TSマークが貼付された自転車に搭乗中の人が日本国内で第三者に死亡又は身体の傷害を負わせたことにより、法律上の損害賠償責任を負担した場合に支払われます。 TSマークが貼付された自転車に搭乗中の人が日本国内で第三者に死亡又は重度後遺障害(1~7級)を負わせたことにより、法律上の損害賠償責任を負担した場合に支払われます。 TSマークが貼付された自転車に搭乗中の人(同乗者も含まれます。)が日本国内での事故により、その日から180日以内に死亡又は重度後遺障害(1~4級)を被った場合に支払われます。 左記の事故によって、入院加療15日以上の傷害を被った場合に支払われます。
※入院15日未満及び通院は、補償の対象外です。
TSマークが貼付された自転車に搭乗中の人(加害者)が日本国内で第三者(被害者)に傷害(入院15日以上)を負わせ、法律上の損害賠償責任を負担した場合に支払われます。
支払いできない主な場合
(共通)
  • 盗んだ自転車等、正当な権利を持たない自転車に搭乗している間に起きた事故
  • 道路以外の場所で競技、興行(練習を含む)のため自転車に搭乗している間に起きた事故
  • 自転車搭乗者の故意による事故
  • 地震・噴火・津波による事故
(傷害補償)
  • 頚部症候群(いわゆる「むち打ち症」)又は腰痛で他覚症状のないもの
(賠償・見舞金)
  • 同居の親族・同乗者に対する賠償事故
  • 対物賠償
その他
  • 賠償責任の当事者は搭乗者本人のほか、本人に代わって賠償責任を負う親権者、雇用主が含まれます。
  • 緑色TSマークの示談交渉サービスは、運転者が業務中に起こした賠償事故の場合には、提供されません。
  • 搭乗中の人は、自転車の所有者である必要はありません。
  • 搭乗中とは、自転車から降りて、押して歩いている場合も含まれます。
  • 事故は、道路上で起きたものに限られません。
  • 重度後遺障害とは、自賠法に定められている後遺障害1級~14級のうち、賠償責任補償においては1級~7級、傷害補償においては1級~4級までをいいます。
  • 赤色TSマークの被害者見舞金10万円は、加害者から保険金を請求してください。その上で、保険会社から被害者に直接支払われます(加害者には支払われません)。
  • 暴力団関係者、その他反社会的勢力に該当すると認められる場合、保険金をお支払いできないことがあります。

年に1回、自転車安全整備店で点検・整備を受けると、そのしるしとしてTSマークが自転車に貼付されます。

TSマークは現在3種類ありますが、長野県下の自転車店では赤色と緑色のTSマークを取り扱っています。
お店によって赤か緑となります(両方を取り扱うことができません)ので、
点検の際にお店に確認していただき、ご自身が必要とするTSマークをご利用ください。

県内自転車事故年別推移
H30 R元 R2 R3 R4
件数(件) 834 772 628 626 532
死者数(人) 1 2 9 5 8
負傷者数(人) 825 763 611 618 518
自転車と歩行者の事故(件) 11 8 9 8 7
自転車関連事故に関する損害賠償事例等
自転車事故で相手が死傷すると
高額な損害賠償の請求を受ける可能性があることを知っていますか?
民事責任の追及を受けます
高額賠償例
小学生が夜間、自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行者と衝突。
歩行者が頭蓋骨骨折等で、意識が戻らない状態となった。
損害賠償額
9,521万円
ペットボトルを片手に自転車を運転し、交差点内に進入したところ、横 断歩道横断中の歩行者と衝突。
歩行者は脳挫傷等で3日後に死亡した。
損害賠償額
6,779万円
自転車事故や違反が危険行為に該当する場合、
講習の受講を命ぜられることを知っていますか?
自転車運転者講習の受講命令があります